北海道の鉄道遺構訪問2016

※このページは一般の方にはマニアックすぎるため注意してください


2015年に引き続き、車の自走で1往復。
2016.-6.25〜30 の概ね一週間行程で行きました。


今回は前回より1週分早めに行程を組んでみました。
昨年は仕事の都合で7月しか休めなかったのですが。


昨年同様、函館に上陸すると何故か大雨。
雨の中、必死こいて車を走らせました。
目的の丸瀬布の雨宮は休日しか動いていないらしい。


時計を見ると昼前には丸瀬布に到着したようです。
天候は霧雨まじりの曇りであまり良くはありません。
とりあえず発車するまでしばらく待ちます。








あっという間に通り過ぎていきました。

アップで1枚。

その後の大雨で、いこいの森が被災したのを知りました。
これは被災前の状況ということになります。


運輸工業のDLは庫内で静かに佇んでいました。

そして、いよいよ乗車。


いこいの森を堪能して、次は稚内へ。
昨年は道東をまわったので、今度は道北です。

とはいっても道程は長いので途中で車中1泊です。

さるふつ公園で休んだと思います。広い。


最北端の地(といわれる所)に到着。
ところで、千島列島は日本の領土でないの?

「○」やら「ト」やらを組合わせたような文字の横断幕を
掲げて大騒ぎしている外国人の一個連隊と遭遇。
何を言っているか分からない分、不気味で近寄り難い。

とりあえず稚内駅に移動。

駅の終端部には車止めがあるが、

オブジェのようにかつての線路はコンコースを抜け、

駅の外にこれまたオブジェの車止めがある。

さらに線路の続きを示すラインが引かれている。
凝った演出です。


駅外れの踏切。臨港線のような雰囲気で素敵です。

稚内は午前中曇りだったのだが、すごく寒かった。
関東の3月くらいの気温だったのではないだろうか?


ノシャップをまわって一応問寒別市街に来てみた。
天候は回復したようだが、やはり何も残されていない。


ヨ3500?を改造したような建屋が北海道の標準なのか?
内部には簡易軌道に関する資料が掲示されています。

何故かここで頭が痛くなって1時間くらい寝てました。
回復後に行動再開です。

道道を進んでいくと橋を渡る瞬間に何かが目に入った。
少しバックしてみると、

やはりあった。おそらく簡易軌道の橋台です。
カーナビもないので地図見ながら適当に走っていますが、
問寒別線筋を進んできているようです。

そしてさらに進んでいくと、

あった!二十線の軌道事務所跡だ!!


碑が立っているので間違いありません。


屋根は完全に落ちていますが壁や一部窓枠は残っています。


道路との位置関係はこの通り、すぐ脇です。

この日はこれで終了して次の地点、仁宇布に向かいます。


美幸線跡を利用したトロッコ王国を1往復堪能。
天気も良くて楽しかったです。

忙しない旅はもう少し続きます。
次は昨年休館日で入れなかった三笠鉄道村をリベンジ。
いろいろと写真は撮りましたが一般的な写真はオミット。

オハニ改造のオエに吸い寄せられ近づいていくと、
雨樋の漏斗が外れて下に落下していました。
普段なら絶対に見られない漏斗内部が観察できました。


毎回恒例の床下シリーズで、オエのかつての洗面所床下。
その名残なのかどうか不明ながらパイプが突き出しています。


反対の便所側には何も痕跡なし。


TR11系統の台車の連結面寄り。
台車端梁中央部の下方への逃げと側梁端部の欠き取りが見られる。


同中央寄りには逃げ、欠き取り共に見られない。


三笠鉄道村の最端部から線路はさらに続いていて、

橋を渡ってその奥の炭鉱跡まで続いているようです。
私は熊に会うと嫌なので行きませんでしたが。


最後は唐松駅跡。


と、そのホーム側。


三笠駅跡にも立ち寄って、その後函館に向かいました。
そのまま青森に渡り、金曜日にかけて帰宅しました。
また訪問しますよ。

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