明治村訪問2012.11.23
明治村を訪れたのは今回が初めてではありません。
昭和から平成に変わる頃だったので、かなり前です。
今回、運休中の列車たちの再開を機に再訪問しました。
特に狙ったわけでもなく、紅葉真っ盛り。
いい時期に訪問できました。
北口駐車場から入村するとすぐ「東京駅」です。
ちょうど12号機(国鉄160)が入線してきました。
これを撮影中に友人から電話が掛かってきて、
慌てたのでフレームアウトしたりダメな写真です。
とりあえず三等車に乗車。(三等しかないけど)
明治だから「下等車」の方がいいでしょうか?
乗るのはもちろん真ん中のマッチ箱です。(キッパリ)
発車するときは事故防止に外から鍵を掛けられます。
明治時代と同じですが、以前は掛けなかったような・・・
螺旋連結器と連環連結器。
マッチ箱からは、このような風景が見られます。
(オープンエンドは走行中デッキに出られません)
この「螺旋・連環連結器」
実際どういうものか分かるまでに30年程かかりました。
小学生の頃、図鑑を見ても「ねじ式連結器」と書いてあり、
正式な名称すら分からないまま時は過ぎていきます。
その後、螺旋・連環の名前だけ分かったのが20数年前。
近年、ネットで調べるも具体的な記述はどこにもなし。
数年前、鉄道ジャーナル誌に記事があるのを発見、
30年来の謎がやっと解けたという道のりがありました。
現在ではウィキにも詳細な記述がありますね。
程なく「名古屋駅」に到着。
機回しする12号機。
新しい列車の仕立て完了。
「名古屋駅」で列車を見送り、紅葉など撮影しながら、
折り返してくる列車を待ちました。待ちました1時間。
列車到着。午後になるとギャラリーが多い多い。
客車を開放し、機回し開始。
動く被写体にまたフレームアウトしかけとか。
遠ざかる12号機。
この後、機関車を追ってギャラリーが押し掛けてくる。
「1時間も待ったんだ、負けてはいけない!」
と思ったが、ほとんど子供だったので大丈夫でした。(笑)
転車台(人力)での転向を連続撮影。
転向完了。
発車!
目の前を通過。いぶし銀のロッドがカッコいい。
12号機は終わりにして、移動開始。
尾西鉄道の機関車を見ながら新橋工場へ。
新橋工場が実は5号6号の御料車庫になっています。
基本形とも少し違う6号専用設計の一品ものの台車。
館内は暗いので普通に撮影しても良く写りません。
夜モードにしたら幻想的な写真が撮れました。
フレームの「六」の番号も良く写っています。
歴代御料車の中で最も絢爛豪華な存在と言われる「6号」
明治天皇用ですが、大正天皇も好んでご乗車されたと聞きます。
画面中央右側寄の扉は天皇陛下専用のご乗降口。
7号以降は両端の出入台からご乗降されるようになり、
このような専用のご乗降口は無くなってしまいました。
気がつくと外は真っ暗になっていました。
いや、本当は暗くなるまでは開村していないのですが、
この日は特別に20:00まで延長されていたのでした。
そのため、夜景を撮影されている人が多くいました。
狙って行ったわけでもないのに得した感じでした。
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